宇宙葬の費用と内容、流れ

この記事は『その他の葬儀・散骨の費用と内容』に関する記事です

これだけは押さえておきたいポイント!
  • 宇宙葬はロケットに遺灰の入ったカプセルを積んで打ち上げる、葬送の一形態
  • 宇宙葬の費用は30~250万円
  • 日本ではエリジウムスペースと銀河ステージが提供している

日本で葬儀や供養と言うと多様化しつつあるとはいえ仏式で厳粛に行うイメージがまだまだ強いのが現状です。しかし、一方で欧米では葬儀に関する考え方が日本と比べるとカジュアルなせいか本記事で取り上げる宇宙葬のニーズが既に一定規模以上あります。日本でもいくつかのニュースで取り上げられるようになってきましたが、まだまだ宇宙葬について知らない人も多いと思いますので今回は日本でも注目されつつある宇宙葬の費用や内容について解説いたします。

宇宙葬とは

宇宙葬とは、小さな専用のカプセルに遺灰を詰めて人工衛星などのロケットで打ち上げる葬送のやり方の一種です。ロケットの空いているスペースを使用するため宇宙に行くことを考えると比較的費用が高くないのが特徴です。大気圏上で燃え尽きる方法、衛星軌道上を回る方法、月面に着陸する方法などいくつかのパターンがあります。

宇宙葬の流れ

宇宙葬を提供する会社によって細かな流れは異なりますが、以下の様になっています。専用カプセルは小さなものなので詰めることができる遺灰は少量になります。

  • 申込後、届いた専用カプセルに遺灰を詰める
  • 専用カプセルを返送し、打ち上げ予定日まで待つ
  • 打ち上げ当日は現地でのセレモニー参加や映像で打上げをを確認する
  • 打ち上げ成功の証明書と追跡用称号IDをもらう

宇宙葬を提供する企業

日本で宇宙葬のサービスを提供する主な企業としては、エリジウムスペースと銀河ステージの2社です。

エリジウムスペースは米国の民間宇宙ロケット企業と直接契約を結んでいる企業で、銀河ステージは20年以上続く米国の宇宙葬サービス企業の正規代理店です。両者とも日本語表記のホームページがあるため、利用しやすくなっています。

他には、巨大なバルーンに遺灰を詰めて宇宙に散骨するバルーン宇宙葬を取り扱っているバルーン工房という企業もあります。一般的な宇宙葬よりも安く宇宙葬ができる、日本国内で飛ばせる、といった点が特徴です。

宇宙葬の費用

プランによって30~250万円と大きな幅があります。一番価格が手ごろなエリジウムスペースの「流れ星供養(人工衛星)」は30万円ですが、一方で銀河ステージの宇宙探検プランは250万円となっており、費用はロケットの種別や運航プランなどによって左右されます。

宇宙葬の注意点

  • 違法性はないか?

法務省から「埋葬方法の1つとして節度を持って行われる限り、遺骨は遺棄罪には当たらない」という見解が発表されているので違法ではありません。また、月は宇宙条約によって領有が禁止されているので、どの国の領土ではありません。

  • 打上げが延期した場合はどうなるのか?

打ち上げが失敗の場合に備えて保証サービスを提供している企業がほとんどです。失敗した場合は、残りの遺灰を次の打ち上げ予定日に繰り越して打ち上げられます。

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