葬儀における互助会の仕組みとメリット・デメリット

この記事は『葬儀費用に関する制度や仕組み』に関する記事です

これだけは押さえておきたいポイント!
  • 互助会は費用の積み立てを行うことでいざという時に備えることができる仕組み
  • 解約手数料が必要になるため別の葬儀社に変更する可能性がある場合は注意が必要
  • 積立金だけで葬儀費用が全て賄えるわけではない場合がある

日本人の多くが加入している互助会ですが、解約や支払いについてのトラブルも少なくない数が発生しています。互助会の特徴やメリット・デメリットをきちんと把握すれば避けられるものばかりなので、本記事では互助会の特徴やメリット・デメリット、注意点などを解説しています。

互助会とは

葬儀ができる互助会とは冠婚葬祭互助会の略称で、毎月一定額を積み立てることで冠婚葬祭や七五三、成人式の費用に使用することが可能な仕組みのことです。平成27年3月の時点で会員数は約2400万人となっています。互助会は、国や自治体が運営する公的機関ではなく営利目的の民間企業という位置づけですが、経営に関しては経済産業省が積極的に関わっています。

互助会の積立金

毎月の積立金は1000~5000円程度で一括して前払いすることも可能です。積立金は会場の建設費や備品購入費に充てられ、利用者は契約額に応じたサービスを受けることができます。費用の半分は保全義務があるため、万が一契約している互助会が破綻しても支払っている金額の半分は保証されています。

互助会のメリット

急な出費に備えることができる

葬儀の予定は事前に建てられるものではないので、ある日突然訪れます。内容や葬儀形式によりますが葬儀は数十万円の出費が発生しますが、積立金があれば急な出費に備えることができます。

会員特典を受けることができる

互助会が用意している葬儀プランは多くの場合、会員価格と非会員価格に分かれています。互助会に加入して積み立てを行っていると会員価格で葬儀を行うことができるため非会員と比較するとお得です。また契約内容によっては家族全員が会員価格でサービスを受けることができます。

設備が充実している

事前に資金を集めることのできる互助会の建設した葬儀会場の多くは設備が充実しています。そのため多くの参列者を呼ぶ必要のある方やこだわった葬儀をしたい人に向いている仕組みと言えます。

互助会のデメリット

自由度が下がる

積立てを始めてしまうとお金はサービスという対価で返ってくるため積立分のお金は自由に使うことはできません。また長期にわたって積立てている間に別の葬儀社のプランがいいと思っても偏向することができなくなります。

解約するには手数料が必要

互助会にもよりますが積立金を解約しようとすると数十%もの解約手数料が必要になります。

互助会の注意点とまとめ

多くの方が勘違いしており、トラブルの元にもなる点として「積立金だけで葬儀ができるわけではない」ということが挙げられます。最低限のプランであれば積立金内に納まるかもしれませんが参列者数によって変動する返礼品や食事など積立開始時には読めない費用もあり、なかなか想定通りにはいかないものです。通常の葬儀社にも類似した会員システムがあったりもするので色々比較したうえで決めることをお勧めいたします。

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